寝違えによる首や肩・背中の痛み
首・頭の痛み
急な寝違えになってしまったら?
寝違えは就寝中に首や肩に負荷のかかる体勢を長時間取り続けてしまったり、不良姿勢や首の疲労・酷使により強い筋緊張を
抱えたまま就寝し、固まった状態から起床直後に無理に動かした場合に発症します。
首、肩上部から背中の筋肉に負荷がかかり続けたことによる軟部組織の損傷と頚椎椎間関節などの炎症により、
頭や首、肩を動かしたとき痛みと可動域の制限を伴った症状を寝違えといいます。
重症症状になると肩から腕にかけてのシビレや痛み、感覚鈍麻、吐き気やめまいも併発することがあります。
寝違えの原因
・就寝中の体勢が原因で首の関節や筋肉にストレスがかかる。
・枕の高さや固さ、形が首に合っていない。
・普段から首や肩のコリ、疲労が蓄積している
・頚椎の配列異常(ストレートネック等)、変形、可動制限
寝違えの多くは慢性的な首肩こりや筋肉の疲労・過緊張、
全身の姿勢不良が根本的な原因にあります。
人間の首は7つの骨(頚椎)で構成され、7つの頚椎はそれぞれが関節を作り繋がっています。
寝違えは頚椎の関節(椎間関節、椎間円板)、関節に関連した靭帯や首だけでなく肩・頭部まで繋ぐ
筋肉が損傷や過伸長を受けたことで炎症を起こしています。
炎症が起きている局所は痛みを発しているため、更なる刺激が負担として加わらないよう周りの筋肉は反射的な反応として
過緊張を起こし、首が大きく動かないように制限しているとも考えられます。
施術法
痛みが強く動かせないような炎症も伴った急性期の寝違え症状には、刺激が強いマッサージや無理なストレッチは控え、
超音波やUSボルテージ、アイシングなどの消炎処置を中心に行います。
USボルテージはオリンピック選手が怪我の治療や体のケアにも使用する治療機器です。
痛みの程度によっては、日常生活でかかる首への負担を減らすためにテーピングで首のサポートを入れます。
また、早期の治療として選択しておきたいのが深部整体です。筋肉だけでなく首から肩・背中まで包む筋膜へ
筋膜リリースを行ない、頚椎に起きた歪みや癒着にも骨格調整でアプローチします。
全身の姿勢が関連することも多いため、骨盤の歪みまで調整を行ない痛みが少ない姿勢も作ります。
痛みを早く取って生活への影響を一刻でも早く変えたい方は深部整体をお受けください。
患者様とご相談しながら施術プランを立てさせていただき、早期改善を目指していきます。